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Posted by naturum at

2023年06月07日

令和5年イカメタル第2戦 2週連続竿頭Getも、、、この釣果じゃ、、 米春丸 6月3日



台風一過の若狭湾へイカメタル第2戦。今夜も福井県美浜町の米春丸。
昨日の天気とは打って変わってド晴天!
しかし、風がまだかなり残っている。



ドタバタの海へ出港。
こんなんでイカ釣りできるんかいな、という波風だ。
今日もこいつら相棒と一緒だ。



ポイントに着くと、出港時よりも風はマシになっているが、まだしっかりとうねりは残っている。
明るいうちは焦っても仕方が無いので、ゆっくりと準備にかかる。



日が暮れてゆく中、風はどんどん収まる方向になって行き、釣りやすそうな状況になってきた。
しかし、暮れゆく空に、「アチャ~」、、ド満月!!
普段は雲一つ無い晴天が大好きなのに、今日は、その雲一つ無い空が恨めしい。
苦戦を強いられそうな雰囲気だ。

点灯後しばらく誰も釣れなかったが、ポツ~ンポツ~ンと上がり出す。
ヤバッ、出遅れてる、、、

そろそろ乗ってもいい頃なのに、と思っていたら
19:30頃待望の1パイ目。



タナは浅い。19m。
昨日も20m以内のタナだったそうだが、今日も浅そうだ。
それにしても、このお月様、、
明るすぎないかい?

2030頃プチっと時合いが有って良いのがチョット混じってくれた。
今日もメタリン赤緑タング20号



しかし、時合いは長続きしない。
月が天中へと登り出すにしたがい、ますます釣れなくなってきた。
たまに誰かがポツ~~~ンと何処かで上げるといった感じで、集中力も途切れがちだ。

あまりのひどさにオモリグも試してみた。
もくろみ通りに1投目からヒット。
これは行けるか?と思ったが、それ以降はまた全く反応せず。

あと2ハイでつぬけだ、と言うところでそこからが伸びない。
終了30分前、10mの浅タナで幸運にも1パイ追加。



おーいお月様っ、そんなに照らさんでくれ~
最後必死にシャクるも、あと1パイが出ず、無念の終了。
今日はあかんかったぁ~
と、精根尽き果てているところに船長がやってきて、ステッカーをくれた。



竿頭(^_^;)
みんな苦労してたんだ~



チャンピオンステッカーに少し癒やされて帰路につく。
開幕から2戦連勝、、それは悪くないな(^^)

■■ 本日のタックル ■■

①Majorcraft N-ONE NSE-S732NS/ST,SHIMANO STELLA c3000、ハンドルLIVRE wing70, PE0.6 リーダー1.7号
②TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000 + ハンドルLIVRE wing100 + PE0.6号、リーダーフロロ1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ9パイ








  


2023年05月31日

令和5年イカメタル初戦 開幕戦からまずまず自分の釣りが出来たのではないか 米春丸 5月27日



すでに出遅れたか?
結構今年は序盤から好調そうな知らせが届いている。
ようやく今年のイカメタル開幕戦に出撃。




昨シーズンからすっかりお世話になってる米春丸へ!
幸い天候に恵まれ、良い気分で乗船。
今シーズンも相棒はこいつらだ。



去年から好調だったが、終盤戦にロストや破損で補充がなかなか出来なかった
メタリン赤緑タング20号をどっさり買い込んだ



いざポイントへ。
潮が速いようでパラシュート投入
また陽は高く序盤はボトムで。
肩慣らしのつもりで、釣れるとは思わずボトムでフワフワやってるといきなりティップがヌッと入った。



明るいうちから幸運にも記念すべき今年の初物をゲット!
えらい幸先良いではないか。

その後明るいうちにもう1パイありがたいことに追加でき、だんだんと暗くなってきて点灯。
点灯後間もなく、ポツ~ンポツ~ンと上がり出す。
タナは70~20と幅広い



同じタナで2度は続かない難しい展開。
一投ずつ新たなタナをサーチしながらの釣り。
しかしながら、活性は底まで悪いわけでもなさそうで、丹念に探れば何処かで気配を感じる。
たまにはダブルなんかも有ったりして。



苦労しつつも、長い沈黙もなく、それでいて、ラッシュもなく、終始ポツ~ンポツ~ンといった感じのガマンの釣り。
やはり今夜もメタリン赤緑タング20号が強い。
集中力をたもつのに骨が折れた。
しかし、地道にやっているうちにはだんだんとイケスも賑やかになってきて
そういうイケスを眺めるのはとても愉快なものだ。



いつもなら終盤に失速しがちだが、今日は最終盤にプチっと追い込みを掛けることが出来た。
23:30納竿



蓋を開けるとまずまずの釣果。
しかも嬉しいことに、竿頭だった。
米春丸で竿頭を獲れたのは名誉なことだ。



新鮮なイカはやっぱり美味い。
今日はあえて歯ごたえを楽しめるように、大ぶりの刺身にした。
コリコリ感+うま味がたまらなかった。




■■ 本日のタックル ■■

①Majorcraft N-ONE NSE-S732NS/ST,SHIMANO STELLA c3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
②TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000 + ハンドルLIVRE wing70 + PE0.6号、リーダーフロロ1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ27パイ
スルメ5ハイ









  


2023年05月28日

石垣島パヤオ遠征 第二日目キハダを獲る 石垣港紗虹丸 5月14日

石垣島遠征2日目。
紗虹丸チャーター
今日もパヤオへ向けて出発だ。



今日も昨日と変わらず曇天だが、雨はなく、波風もない釣り日和だ。
パヤオ、結構遠いなあ



パヤオてこんな感じで海上にはブイが見えているだけ。

今日もスタートはKくん。
昨日の好調ぶりそのまま。

そうこうしているうちについに僕もジギングでヒット。
ジグがふわっと浮いた感じになったので巻き合わせつとグーッとテンションがかかる。
はじめは小さな魚がかかったのかと思ったら、突然疾走を始めた。
オシアジガー2000のドラグが一気に出てゆく
寄せては出されの繰り返し。



結構しんどいなあ
太い引きだ。気持ちイイというよりしんどい
引きを楽しむよりも、早く上がってきてくれ~て感じで、ようやく魚影が見えてきた。



一周二週とぐるぐる回りながらやっと浮いた。
やったー!
キハダマグロ獲った



以前、パラオでビンタは釣ったが、このサイズは初めてだ。
12~3Kgサイズと思うが、やっぱりこのサイズでもマグロの引きは破壊的だ。



チョット持ち方イマイチやったな。
けっこう重くて手がプルプルしていた。
その後、疲れてデッキでごろりと休憩。

20分ほどして復帰。
復帰早々、またしても、フォール中に糸がフケるくらいにジグが持ち上がる。
フケを巻き取ると重量が乗る。
今回も初めは強い抵抗がなかったが、突如猛烈に引き込みだす。
さっきのよりかなり太い引きだ。
ドラグを締め直すもなかなかラインが回収できない。持っていかれる方が多い。
目いっぱいドラグ締めての格闘。

マグロ2ヒット

この、ジギングロッド、立ててもいいのだったかな?とか思いながら、遠慮がちにロッド立てながら、ストレートファイトを織り交ぜながら、巻いてゆく
しんどい、、楽しいよりしんどい((笑)
早く終わってくれ~、と思いながら頑張る。
魚影が見えてくる。
「おおー、けっこう大きいやん」
と、まわりの連中も応援してくれる。



リーダーに入った。マグロにもう1周してもらって取り込みか、と思ったら、中乗りさんまだだいぶあるリーダーをつかんで手繰りだした。
チョット早いがまあお任せしようと思っていたら、なかなかうまく手繰り寄せられない。
しかも、手元にギャフがない。
そのうちにマグロが反転攻勢に。
中乗りさん思わずリーダー放してしまう。
その放したリーダーが船べりのどこかに引っかかった!
マグロは大暴れ、リーダーがピーンと張ったと思ったら「ブチッ」
、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、
、、、
全中凍った、、、、、、

格闘の後、ヘバヘバだったのとショックで30分ほどデッキで転がって寝てた。
せkっかく石垣まで来たんだ、寝ているのはもったいないと気を取り直して
キャスティング。
どデカいポッパーを遊び半分ぶん投げていたら食ったァァァァ!



シイラだ!
ジャンプ一発、そのあとゴリ巻きで寄せてくるもそこへとえらい力で潜り込んでゆく。
シイラもやはりファイターだ。
手加減無しでファイト。



凄いきれいな色、メスだった。

結局後半はジギングの方はトーンダウン。
でも船中6本のキハダをゲット
その他、カツオやビンタやシイラも含めれば、まあまあ立派な釣果だった。



この日僕が釣ったマグロは、祇園の料理屋にサプライズで送り付けておいた。
「誰からかと思ったよ」
と大将。



きれいに捌いてくれて、食事の〆にズケマグロにして出してくれた。
それはそれは
美味かった。
やっぱ達人の手にかかると凄いものになる。



家に送ったものは自分で捌いた。
こうして冊にすると、ひとかどのすし屋みたい((笑)!



さあ、何作ろ?
まずはお造り。



あっさりしているがうまみ十分。美味い!
新鮮なのは何でもうまい(^^)v



昨日、料理屋さんで出してもらったズケマグロを再現。
まあ、それなりに美味しくできたと思うが、ズケの時間やタレの抜き具合などは
もう少し検討の余地がありそうだ。



後日、ズケ丼。
こりゃ美味かったわ。

毎日マグロ三昧
御馳走様


■■ 本日のタックル ■■

ジギング Restaffine Master Blade 61MHG+,SHIMANO OceaJigger2000NRHG,PE4号、リーダーフロロ20号
キャスティング カーペンター エンドレスパッション85/36、シマノ ステラ14000XG、PE6号、リーダーナイロン130lb

●●本日の釣果●●

キハダ1本
ビンタ1本
シイラ1本














  


2023年05月27日

石垣島パヤオ遠征 第一日目 巨大シイラを獲る 石垣港紗虹丸 5月13日

初の石垣島遠征。
竿がヒコーキに乗るかどうかですったもんだ。カーペンター エンドレスパッション85/36を何とか3辺合計203cmに収めてヒコーキに積んでくれた。
いざ出発



付いたその日は石垣島のグルメと民謡居酒屋で堪能し、翌日石垣港からパヤオ目指して出港だ。



パヤオは思っていたよりも随分遠い。
寝てたんではっきりとわからないが、南へ1時間半ほどは走ったかな。
海の真っただ中にブイが見えた。
これが、そうか!

ジギングでスタート。
水深はどれだけあるのかわからないが、250m~100mアタリを探れ、という途方もない作戦。
船長が大体アツいところを教えてくれて、その近辺を探る。
ジグはシルバーのロングタイプ300~400gぐらい。
これはしんどい。

いきなりK くんヒット
いきなりキハダゲット!




おいおい、、、こんな簡単にキハダ釣れていいんかい?
その後何故かKくんばかり当たる。
こっちはうんともすんとも、、
ただただしんどいだけ。
こんなデッカイカツオまで



ジギングに疲れ果ててキャスティングに。
船長が突然
「カジキや!投げてー!」
指示された方にかなり無理な態勢でキャスト
ジャークを繰り返しているとカジキではなく青い帯がス~っとついてくる。
反転、しまった!
と思ったらもう一つ青い帯が近づいてきて「食ったァァァァ」



デカい!
ごつい引きだ、しかも大ジャンプ繰り返す。
ラインが緩んだら負けだ。
ゴリゴリに巻く。
ロッドとラインのスペックを信じてゴリ巻きだ。



おおっ、こりゃデカい!



大きなデコぱちゲット!
船の上でヘッドディップ175破損
危ないところだったぁ



その後、ジギングしたり、疲れたらキャスティングしたり
でもジギングはうんともすんとも言わない
そのうち終了時刻が迫って
最後に4投だけパヤオに向かてキャスティングさせてもらうと
ガツーンと食ってきた
出たッ!またもやデコッぱち
さっきのよりは一回り小さかったがこれも立派な奴だった。



色違いのヘッドディップ175 こいつはよく飛ぶしよく泳ぐから好きだ。



釣果はKくんひとりキハダ5本と大奮闘
グッチも流石、キハダ1本ゲット
あと何本かデカいカツオ
僕はシイラ2本だった。

早速キハダ、シイラ、カツオを料理屋に持ち込んで乾杯。


造り3種盛り 新鮮でうまい!


シイラはやっぱりこれっしょ! フライ!(^^)!

明日こデッカいキハダ釣るぞ!
、、、明日へ続く

■■ 本日のタックル ■■

ジギング Restaffine Master Blade 61MHG+,SHIMANO OceaJigger2000NRHG,PE4号、リーダーフロロ20号
キャスティング カーペンター エンドレスパッション85/36、シマノ ステラ14000XG、PE6号、リーダーナイロン130lb

●●本日の釣果●●

シイラ2本(12Kg~)











  


2023年04月05日

加太のタイラバ ものすごく久し振りの釣りだったが、、 白墨丸 3月21日

一度釣りに行かない状況に慣れてしまうとなかなか釣りに出かけてゆくのが億劫になってしまう。
寒い時期でもあり、仕事は忙しいと来ればなおさらだ。
Instagramで上がってくる諸氏の赫々たる釣果を見れば、切歯扼腕すれどもなかなか重い腰が上がらない。
でも、行かねば、、、



リビングに根が生えてしまった腰をやっとの思いで引っ剥がして、事もあろうに最も厳しい時期の加太のタイラバへと、とうじろうとぎんのじ連れて出てきた。往きのの車ではWBC準決勝を観て大はしゃぎ、今日の日本中の運を使い果たしてしまったようだ。

白墨丸も久し振りだ。
鯛が釣れなくなってどれ位経つだろう?
もう、プライドも悔しさもすっかり無くなり乗って巻き巻きしているだけでなんか楽しい。



午後便のお客は我々3人を含めて6名。
やっぱり良いなあ、海の上は。
半年ほど前にネットで購入した17ステラC3000を筆おろし。



それにしても釣れないなあ。
3人でかかれば、誰か1匹くらいは上げられるんじゃないかと思っていたが、甘かった。
とうじろうが一度ジジジィ~、といわせたが外れた。
それ以外はうんともすんともだった。



でも、悔し紛れに言うのでは無くて、海に出てきてホント楽しかった。
帰りは八尾で美味しいウナギをいただいて、クーラーも汚さず、楽ちん楽ちん。

ごかせ川


■■ 本日のタックル ■■


Tailwalk TaiGame Tz S64L、シマノステラC3000(3号機)、PE0.8号、リーダーフロロ4号

とうじろう
ラグゼ・エルドノット63ML-R、オシアコンクエスト200HG  PE 0.8号 リーダー4号

ぎんのじ
ラグゼ・エルドノット63M-R、オシアコンクエスト200HG  PE 0.8号 リーダー4号

●●本日の釣果●●

3人まとめてまるぼうず


  


Posted by ikazuchi at 16:40Comments(0)鯛カブラ・鯛ラバ白墨丸

2023年01月22日

南紀串本 トンジギ初挑戦 タイガーフィッシング奏丸 1月7日



初めてのトンジギ
一度やってみたかった
ついに実現
竿も買った。ジグも買った。PEも巻き直した。
いざ出陣



串本タイガーフィッシング奏丸
水深300mほどの海域で150m~40mアタリをサーチ
ジグは300gデフォルトで

マグロベテランのひっさまん氏がとなりで色々と指南してくださる
とても上手で
サクッといきなりええの上げはった。



その後も氏の一人舞台
連れのグッチも上げた



なかなか僕はコツがつかめない
どうもシャクリがしっくりこないし全く当たらない
しかしラッシュが来た
みんなの竿が曲がる
僕のもついでに



僕がやっと上がて全員安打達成
その後Y先生なんかすごいの掛けた
「私絶対無理やわ」て言うてる
船長が替わる
「あっ、コレ、君には無理」
てなわけで
グッチが替わってファイト
これがなかなか上がってこない
ものすごい勢いでラインが滑り出てゆく
20分近く格闘の末



26kgタネトン!
お見事

その後しばらく沈黙の海
僕はISAMjig300gフロントグローに変えてやっている。
「ゴツン」と来た



やっと掛けたって感じ。
どうやらこのジグが僕には合ったようだ。
気持ちよくシャクれて狙い通りのヒットするように。



結果大爆釣で早上がり。
4人でこんだけ釣れた。
僕は船べりでバラシもあったが3本獲れた。



これが餅びんちょう
まだ死後硬直していないハラミの造り
串本のすし屋に持ち込みみんなで乾杯
まさにトロでできた餅
こんなの食ったの初めて
みんなこの衝撃的な旨さに感動



家に持ち帰った後も刺身に
餅びんちょうとは全く違うが脂で手がずるずるになる超トロ
美味い!



ネギトロ:素晴らしい脂の乗り
徹底的にこそぎ取ったら結構な量に



寿司も握ったよ
トロの握りとトロたく



シーズニングソルトで〆て表面を軽くボイルして作った生ハム仕立てのトンボサラダ



まさにトンカツ黙って食ったらほんとだまされるぐらい
トンカツだったよ


■■ 本日のタックル ■■

Restaffine Master Blade 61MHG+,SHIMANO OceaJigger2000NRHG,PE4号、リーダーフロロ20号

●●本日の釣果●●

ビンチョウマグロ3本(9Kg前後)











  


2022年11月28日

丹後半島青物ジギング ええ運動になりましたぁ~ 舞鶴Dream Chacer 11月23日

11月下旬に差し掛かったというのに、今年は随分と暖かい。
冬の実感はまだないが、暦でいえばもう寒ブリのシーズンである。
2日前の釣果報告では「メジロ爆釣、リリース多数」とあり期待に胸を膨らませて東舞鶴へ。
Dream Chacerへ単騎乗り込む。



しかし、乗船の時点からすでに雨。
ここまでしっかり降っていれば逆に開き直ってしまう。「濡れている者は、雨を怖がらない」だ。
雨の上にまあまあのうねりもあり、あまり楽な釣りにはならなさそうだ。



白石へ。
到着早々いきなりヒットさせている人有り。
一瞬にして4本ほどメジロが上がる。
まあま活性が高そうだ。それにしても僕にはなんらアタリがない。
しばらく頑張っていると、ジグを落としている最中、着底前にラインがフケる。
食ったな!と思い合わせる。
乗った、が小さい。
難なく上がる。



大ハマチ、58cm STAY130gアカキン
とりあえず、獲物をゲット出来、ホッと胸をなでおろす。
しかし、ここからが修羅場だ。
丹後ジャークを必死にしても、作戦変えてスローなワンピッチにしても、何にも反応しない。
たまにこんなん掛かるくらい



ちゃんと持って帰ってギョロッケにした。
お隣さんはこの激シブの中、立派な鰆を仕留めた。
しばらく後、ロングジャークからワンピッチに移行したときに「ごんっ」と乗った。
と思ったら「ぷつっ」と外れた。
いや、切られた。
恐らく鰆だったろう。
獲りたかったな~
ドキッとしたのは唯一それだけ。
17:00まで残業してくれたが、ラスト2時間は船中沈黙の艦隊だった。



あっさりめな刺身。でもありつけただけありがたいことだ。
船中16人でメジロ9(僕のもメジロにカウントされている)、ブリ0、鰆2。



りゅうきゅうはエンドレスに食える。飯も進む。

釣行2日後のブログを見た。
爆釣!ブリ4、メジロ73
おいおい、、、!

また僕が不幸を連れて乗ってしまったみたいだ。
同乗のみなさん、ごめんよ~

■■ 本日のタックル ■■

レスターファイン・シ―コンダクター63ML,シマノステラSW8000PG,PE2.5号、リーダーフロロ10号

●●本日の釣果●●

ハマチ1本(58cm)





  


2022年11月08日

神戸沖のタチウオジギング パターンがつかみきれずに終了 泉佐野海新丸 10月30日

昨年から、タチウオではあまり良い思いをしていない。
前ほどガツガツ食ってこないし、魚も細い。
去年は1回のみ、その前となると、数年来タチウオ狙いでは出ていなかった。
やはり、しばらく離れると、カンが鈍るのか、はたまたタチウオの資源が減っているのか?



今日はS先生にお誘いいただき、道楽者氏連れて海新丸へ。
タチウオでは有名な船とのこと、初乗船だ。
0430真っ暗の中、釣座が先着順とのことで並んで待つ。
暗闇に沢山の人がもぞもぞうごめき、荷物の列ができる。
何とも妙な風景だった。
乗ってしまえば釣座は広くて快適だ。



早起きはつらいが、船から旭日を拝むのは悪くない。ワクワクする時間だ。
天気と海のコンディションには恵まれた日のようだ。
しかしながら、ポイントは船だらけ。
ここしかタチウオはおらんのか?



僕と道楽者氏はジギング、S先生とその他の乗船者はすべてテンヤ。
最近はジギング劣勢だ。
道楽者氏はオフショアのタチウオは初めてとのことだがあたりの出ない僕を尻目に、快調にヒットさせている。
僕は随分出遅れて、あれこれネタを変え、ようやくダイワのジグでヒット。



ひとまずホッとする。
このジグで数本獲れたがまた沈黙。

その間、テンヤ組は入れ掛かりや~などと言って楽しそうに上げている。
くそぉ~、ええなあ、、

ようやく次のヒットジグを見つけるもポツリポツリ。
道楽者氏は色々ネタを変えながら、どのネタでも僕が1本上げる間に2本のペースで上げている。



そんな状態で終盤に。
いろんなシャクリを試してみたものの、どうもパターンがつかめない。
そのうちジギングもテンヤも誰も釣れなくなりそのまま無念の納竿。



11本止まり、ほとんどがヒョロヒョロばかりだ。
道楽者氏にはダブルスコアで惨敗。
テンヤではF4クラスも結構混ざっていた。
中乗りさんに「テンヤの方が型はええんか?」と問うと
「そんなことあれへん」ということだった。



まあ、いろいろ使った。
釣れない日は使うジグが多くなる。
当然だろう。

タチウオジギングに関しては去年からの悪い流れを引いたままだ。
でも、タチウオは美味いし、家族には妙にウケが良いので、また次頑張ってみよう。
でも、テンヤはやらん。

■■本日のタックル■■
ラグゼ・エルドノット63ML-R、オシアコンクエスト2000HG  PE 0.8号 リーダー5号+ワイヤーリーダー2号
ラグゼ・エルドノット63M-R、オシアコンクエスト2000HG  PE 0.8号 リーダー5号+ワイヤーリーダー2号     
           
●●本日の釣果●●
太刀魚:11匹









  


2022年10月08日

浦島の中深海ジギング 真夏のような10月の海でタラジギング爆釣 宮津青龍 10月2日



今年は鱈ジギ1回しか行けなかったなあ、と思ってインスタグラムをめくっていると鱈ジギの記事が目に入ってきた。
知らない船だ。しかし、浦島だなあ、これは。
で、早速船の情報を見ると出船予定欄に
10/2中深海ジギングと出ているではないか!
今年の夏はイカばっかりで、「魚釣り」がだいぶおろそかになっていた。
ここはひとつ行ってみるか。



青龍
宮津から出るジギング船。しらなかった。
ワクワクしながら初乗船。
10月に入ったというのにまるで真夏のような日。
しかも波風もなく絶好の中深海ジギング日和だ。
右舷みよしで風を受けながらポイントへ。



マリーナから1時間50分で浦島らへんに。
まず、肩慣らしに狸狙い。
ジグが落ちてゆく。ワクワクする。
1投目から「コツコツッ」



沖メバル早々にゲット。
最近のすっかり僕の先鋒になったヒットマンにヒット。
2投目、しばらく底付近を攻めているとフォール中に「コツコツッ」
結構重量が乗る。



よっしゃあ!本命良型タヌキゲット。
なんだか今日は調子がええやないか。
そこで一旦ポイントつけ直し。
「狭いポイントですが、いいサイズのタヌキが狙えるポイントです」とのこと。
期待してしゃくるもその後は不発。
あれあれ、出だしはどれだけ釣れるかと期待したが、後が続かず、一旦鱈狙いへ転進。



青い海と青い空
いい日に来られたことに感謝。うれしいなあ。
いよいよ大本命マダラ狙いに。
ひと流し目。
先鋒はSPYⅤオレンジグローゼブラ400g
アタリ出ず。
左舷みよしの人が早速1本上げる。
いいなあ

アタリが出にくかったので、船長秘蔵のポイントへ。
黒系ジグがいいですよとのことで黒/グローゼブラ500g(なんてジグだったか忘れた)に変更
100g違うだけで結構キツい。
一瞬底どりの後の巻き上げが遅れた、と思ったら根掛かり。
必死に回収作業をしている間に
「一人ヒット!二人目ヒット!3人目4人目ヒット!」
おいおい、興奮気味の船長アナウンスが鳴り響く
ブチッ!
ジグロスト、幸いリーダーは残った
「現在9人ヒット中~~っ」
おいおい、、、!
僕だけ取り残されたぁ
むちゃむちゃ焦って仕掛けがなかなか組めない。
この絶好の時合に乗り遅れてしまった。
ようやく仕掛けが組み直された時にはポイントを過ぎていて「ハイ、上げてください」だ。
さあ、もう一度同じところを流すようだ。
同じ失敗は繰り返すわけにはいかない。
ひとりで猛烈な重圧を受けている。
この流しをものにできなければ僕だけボウズで大恥じゃないか。
自分で自分を追い込んでしまっている。

SPYⅤスモークヌードスポット400g、行け~~!
もうド真剣だ。
根掛かりは怖いが攻めなきゃならん。
無茶苦茶集中して底を感じ取りながらしゃくる。
フォールさせて底からしゃくり直したし時にズ~~ンッ。
しまった!根掛かったか、とおもったが「ジジジィィ~」
魚や!
結構引くええやつやん
水深240mからの巻き上げ。
これが辛いのだが、それが楽しい、気持ちイイ
変態やな
5色のPEを5回巻き取る。途中何週目かわからなくなり、いよいよリーダーかと思っているともう50m残っていたりする。
240m手巻きはなかなか遠い。
見えてきた。白い魚体がチラチラと、高い透明度の底の方に。
だんだんと魚体が大きくなる。
船長がぎゃふを打って引きずり上げる。



やったぁ~、じゃなかった。
良かったぁ~~、という安堵感。
一時はどうなるかと思って焦りに焦っていただけにうれしいというよりホッとしたというのが正直なところだ。
いやぁ、良かった良かった。

で、その後再びメバル狙いにポイント移動。
しかし、メバルはどうにも不機嫌なようで僕は釣ることができなかった。
そして、15:00を回ったところでもう一度マダラポイントへ最後のアタック。
船長によるとこの時間帯が良いそうだ。
深海にも夕マズメがあるんだろうか?

再び例のポイントへ。
一流し目。
イチ、ニィ、サァ~~ンの三段シャクリからのロングフォール後
「ズンッズンッズンッズンッ」
来たきたぁ~
重い重い
ジリジリ、ジリジリ
重~~ィ、重~~ィ、上がってくるにつれてますます重くなってゆく。
表層付近の速い潮を孕んでいるようだ。もうあと30mというとこらへんに来るとどんどんと潮に流されてゆく。
仕掛けが持つのか?と心配になってきたところ、ふっとテンションが抜ける
バレた~っ
しかし、流された方の海面を見るとまっしろいごついもんがプカプカと浮かんでいる。
「アレや~」
フックアウトしたものの浮力が勝って浮いていたんだ。
船長、釣の邪魔にならないように徐行しながら獲物に近づいて巨大なタモですくってくれて無事回収できた。



デカいの2本目ゲット。
さあ、もう1本行こう。
今度も三段引き
イチ、ニィ、サァ~~ンの三段シャクリからのロングフォールからの「ドッカ~~ン」



コイツが一番デカかった。
その後もうひと流しあったが僕は不発。
しかし、最後の流しで近くの人が10Kg余裕オーバーのむちゃくちゃデカいのを上げていた。
兎に角、上がるのが皆デカいのばかりのすごいポイントだった。



後半戦のタックルはコイツ。
初めて使ってみたBEAT Kai400g
いいやん( `ー´)ノ

釣果はこんな感じだった。



3本とも丸々と太ったええタラだった。
しかし、5本上げた人もいるし、10Kgアップ上げた人もいて、僕はこれで良い方ではなかった。
とにかくすさまじい日だった。

さあ、帰って早速腹を割ると出てきたよ、お目当てのアレ。



若干まだ若いがたっぷりの白子ちゃん。
白子は1本のみで、あとの2本はまだ未成熟のタラコだった。



翌日、きれいに白子を処理して
まずは生でくも子ポン酢。
美味い!



さらに季節の野菜を添えて
くも子の天ぷら。
うめぇ==!



頭の部分はぶつ切りにして



自家製ヤンニョンジャンをぶち込んでチゲ鍋に。



じゅるじゅるのコラーゲンたっぷりのタラのアラ
無茶苦茶美味かった。


■■ 本日のタックル ■■
①ロッド:エバーグリーン、ポセイドン スロージャーカーPSLJ 603-3
リール:シマノ、オシアジガー1500HG Super FireLine COLORED 2.0号
②ロッド:エバーグリーン、ポセイドン ロングフォールジャーカー710MH-4
リール:シマノ、オシアジガー2000NRHG Sunline PE Jigger ULT 1.5号

●●本日の釣果●●
タラ 3匹 (84cm...)
タヌキメバル 1匹
オキメバル 2匹





















  


2022年10月01日

令和四年イカメタル第十六戦 今年のイカメタルもそろそろ終わりかな? 福井県三方米春丸 9月25日

もう終わりかな、もう終わりかな、と思いながらもこの時期まで来てしまった。
そのくせ、ひょっとしたら、まだいけるかもと期待している。
マイカが居る限り、12月になってもイカメタルを続ける、ある意味変態的な米春丸。
その誘いに乗って、性懲りもなくイカメタルにやって来てしまった。



5月下旬に初戦を迎えて早16戦目
これだけイカメタルに没頭したのは初めてだ。



いつもこいつら2組のタックルを持って。
結局オフシーズンにそろえたベイトタックルはほぼ出番なし。
「スピニングのひと」とか呼ばれるようになってしまった。



今日の釣座は右舷胴の真ん中。両端に夫婦ものに挟まれて孤独感満点だ。釣りはそれでいい。
出港前におかみさんがやって来て
「お土産、なにがいいですかぁ~?、釣果悪いんで用意しておこうと思って、、」
おいおい、出る前から縁起でもねえ!

実際、全然釣れない。
コツコツ触るのだが、コツコツだ。イカじゃない。
40mより上はほぼ魚だらけ。
フグや、もじゃこに毛の生えたような奴らがつついてくる。そしてたまに引っかかったり、運の悪い人は食いちぎられたり。
そんなんでもっぱら70m~50mの深いところの勝負になる。
色々ネタを変えてやっていたが
掛かってきたのはやはりこれ、エギマルのレッドオールピンク



今年の僕の中のエギ of the year だ。
これにはよお助けてもらった。
シブいときにこそ威力を発揮する奴だ。

余りのシブさに70m付近に置き竿しているとズボっと竿先が入る。
お~っ、ええ引きやないか!



置き竿の方が良かったりして(*'▽')
青白の鉛スッテ、何となく惹かれて今年初めて使ったのだが、赤緑に次いで良かったような印象だ。
結構最近ではヘビーローテーション入りしている。

厳しい釣果だったが、こうしてイカメタルやって少ないながらも、イカが乗る感触を味わえるのは楽しいものだ。
今日も楽しいひと時を過ごすことができた。



でも、もうそろそろこれで今年は終わりかな。

■■ 本日のタックル ■■

①メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ5パイ
スルメイカ2パイ





  


2022年09月30日

須磨沖のタチウオジギング いろんな料理が出来るタチウオはみんな大好き 淡路島育波漁港 北斗 9月23日



ジギングには色々あるが、タチウオジギングはなんとなく特殊な感じがする。
乗り方がヘンだ。
イカメタルやっているような気分にもなる。
なんか妙にクセになる感触だ。
それにしても最近タチウオが細いような気がする。

今日は知り合いのチャーターに紛れ込ませてもらう。
淡路島まで渡り、育波漁港から出撃も向かうは須磨沖。なんか妙な気分。



ポイントにはうじゃうじゃとタチウオが居るのではなく、うじゃうじゃと船が居る。
あいにくの雨、強い風、速い潮、海面見渡す限りの船、船、船
なかなかのタフコンだ。

予想通りそんなに簡単には上がらない。
ブランカ125gでスタートするも、どうも流されてしまい潮に合わない。
唯一持ってきた200gに変えるとようやくヒット。


ブランカアカキンストライプ200g

すぐに当たらなくなる。
少し潮が緩んだので125gに


ブランカパープル125g

不細工な写真だ。タチウオというのはどうも写真写り悪い。
艫でともにシャクってた人が、グローがいいと教えてくれて、唯一持っていたマサムネ117gにしてみるときっちり当たりが出た。


マサムネ117gシルバーグロー入り

ところが、唯一のグロー入りジグは何かに切られてロスト
チャートイエロー、シルバーパープル色々やるもヒットにつながらず。
なかなかヒットジグが見つからないままラスト20分のコール。
今まであまり良い釣果を出したことの無いブランカのピンクが残っている。
ダメ元でこれでも付けてみよう。


ブランカピンク125g

当たるヤン!
あれよあれよという間に20分間で5本獲れて終了のコール。
あー、ヒットジグを見つけるのが遅かった。
タチウオはこれがある。



結局釣果は芳しくなく、10本に終わる。
しかも4F以上は1匹もなし。
結局殆どブランカしかよー使わんのかいな。



タチウオは料理が楽しい。
しかも家族の受けが良い。
さぁ、タチウオ料理のオンパレード、行ってみよう!



①脂のたっぷり乗ったハラスの湯引きをおろしポン酢と黒七味で
*火が通り過ぎると全く台無しになってしまうのですぐに氷水に落とすこと。



②ド定番の焼き霜造り
 わさび醤油でも、ショウガ醤油でも、おろしポン酢でも、何でもOK



③タチウオと季節の野菜の天ぷら
 いろんな温度を試してみたが、180℃で短時間で上げたのが表面カリッと中ふわっとでグ~だった



④これが我が家の名物料理にして一番人気のしゃぶしゃぶ
 尾のほうのペラい身でやる方が美味い。
 表面がふわっと白くなってクルッと身が反り返れば、おろしポン酢に落として食う。
 全く違う旨さだが、鱧しゃぶにも匹敵するくらい美味い。
 あまりみんなこの料理を知らない。
 ぜひやってみて。



⑤〆のタチウオ丼
 今回は冷蔵庫にあったウナギのタレを拝借してやってみた。
 まず、酒で蒸しを入れてからバーナーで表面を焼いてみた。
 うな丼には及ばないがこれまた美味しく頂いた。

■■本日のタックル■■
ラグゼ・エルドノット63ML-R、オシアコンクエスト2000HG  PE 0.8号 リーダー5号+ワイヤーリーダー2号
ラグゼ・エルドノット63M-R、SHIMANO Barchetta Premium 150DH  PE 0.6号 リーダー5号+ワイヤーリーダー2号     
           
●●本日の釣果●●
太刀魚:10匹












  


Posted by ikazuchi at 08:27Comments(0)オフショアジギング北斗

2022年09月25日

台風襲来直前若狭湾でボートエギング 上手い人、普通の人、そして本当に上手い人 第七佐藤丸 9月18日



巨大な台風14号が沖縄辺りにいる。
もうだめかもしれないな、と思っていたら、「明日午前中は出るで」と、
大変じゃ、用意しないと、、、

しばらくご無沙汰していた佐藤丸。
そして、今日はデイ・ボートエギング
アオリやるなら佐藤丸しか選択肢は無いだろう。

どこまで台風と関係あるか知らないが結構な風だ。波やうねりはそれほどでも無いのだが、さざ波立つような風は、エギングにはかなりの障害になる。キャストすれば着水までにPEが大きくたわんで弧を描く。スラッシュを回収出来るだけしてシャクリに入るのだが、着底のサインが伝わりにくい。もちろんアタリも不鮮明になる。



なかなか思うように行かない。
竿先を下げてアタリを読もうとするがそうすると、着底がわかりづらくなり、根掛かりのリスクも高くなる。
風を嫌ってバーチカルでやる。
ラッキーヒットが重なって、なんとか4ハイほど穫れた。

しかし、そんなタフな条件の中でも一人だけコンスタントに上げている人が居る。
佐藤丸の師範代とでも言うべきT氏である。
こっちが全く釣にならん、と諦めている間にも竿を曲げている。
「前は、船長ともっとひどい波風の日にもよく出てたからね」とT氏
経験の層が違いすぎる。

途中、ポイント移動や、カマスタイムを経て後半戦へ。
後半からは風も大分落ち着き、僕レベルでも釣になる状態になってきた。
始め5gの仮面で頑張ってきたが、10gに変え底取りとPEのテンションを重視したところよく乗るようになってきた。

 

シンカーを重くすれば、底取りが楽になるし、あたりも見えやすくなるが、抱かせるタイミングはよりタイトになり抱く確率は低くなる。
シブいときはなおさらだ。釣りやすさを重視するか、抱く確率を上げるかを天秤にかけながらウェイトは選択しなければならない。
まだ風が残っている現状では、僕のスキルを考えると抱く確率を下げても釣りやすさを重視しなければ釣りにならないと判断した。



だいぶ穏やかな海になってきた。
ポイント移動した後の1投目が大事だ。
1投目で来る確率がアオリの場合は非常に高い。
ひとつのポイントで数ハイ上がればまたポイント移動を繰り返す。
前半は軍艦グリーンなどオリーブ系が良かったが、後半は断然ムラムラチェリーだった。
ふと周りを見ると舳から艫まで全員がムラムラチェリーをつけていたので笑ってしまった。
これじゃワンメイクゲームだよ(笑)



後半、コンディションが回復してからは怒涛の追い上げを見せたが、やはり前半のタフコンディションでの差はなかなか埋めることは出来なかった。
12敗で終わる。
ものすごく活性が高く、入れ食い状態のようなときは、上手い人もそうでない人も大きく差は出にくい。
しかし、シブい状況になると突然上手い人とそうでない人に大きく釣果の差が出てくる。
そして、今日のようにシブいところに波風というタフなコンディションが重なると、上手い人の中にも大きな差が生まれる。
「上手い人」と「本当に上手い人」の差だ。
今日はそれをいやというほど思い知らされた。



しkしながら、今年は9月の中旬で、まだ秋アオリの序盤にしてはとても型が良くとてもいいお土産になった。
270g~300gくらいのサイズのが4^5ハイ混じっていた。



アオリの楽しみは刺身もさることながらコイツ!
天ぷらだ。
これは僕の思い込みかもしれないが、マイカはフライ、アオリは天ぷらだと思っている。



■■ 本日のタックル ■■

①TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000 + LIVRE Light Arm70 + PE0.6号、リーダーフロロ1.7号
②TAILWALK EGIST77L + SHIMANO STELLA c3000 + LIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号

●●本日の釣果●●

アオリイカ12ハイ(Max300g)

  


2022年09月13日

令和四年イカメタル第十五戦 中秋の名月+1のピカピカ明るい海で迷走 米春丸 9月11日

今年は乗り出しが遅かった分、マイカシーズンは結構長く続くのではないかといわれている。確かに気がつけばもう9月も中旬にさしかかっている。遂に今シーズン15回目のイカメタル。間違いなく過去最高の回数だ。
イカ中毒がなかなか抜けない。鯛も行かねばならないし、タチウオもチラつくが、つい気がつけばイカの予約の電話をかけてしまっている。
今年の途中から乗り出した米春丸だが、今回ではや7回目。すっかりホームグラウンド気分で、今日も船に乗り込み釣座に着くと、妙に居心地が良くて家に帰ってきたかのような安堵感を覚えた。
そして今日は釣座1右舷右舷舳! 僕の中でベストポジションと思っている場所だ。



ここに陣取ったからには釣るしかない!気合い入りまくりだ。
舳は上手を気にせずに投げまくれる。
僕のスタイルにはうってつけだ。

まだまだ暑いとは言っても夕方近くの色はもう夏ではない。
なんとなく淋しげな色合いが山にも水面にもただようようになってきた。
ギラギラの夏が大好きな僕にとってはあまり受け入れたくない現実だ。



常神半島のチョット沖合東側辺りだろうか。
それほど遠くには出ていない。
1830頃ぼちぼちと釣始める。
しばらくすると船中ポツポツと上がり出す。
先ずは深めから探りを入れていく。
50m前後でなんとなく反応がありその辺りを中心にやっていると
ズンっ、としっかりしたアタリ
ゴツンッと乗った。荒っぽい引きだ。これは間違いなくアッチのほうだろう。
よ~引くわ(^_^;)
立派なスルメゲット
その後も浅いところでの反応が悪く、ついつい深い目を探っていたからか、スルメ連発。



いやぁ~、実に立派なスルメちゃん!
前半戦、大型のスルメが6パイ釣れる。
外道ではあるが、スルメは掛けたときの衝撃や最後まで諦めずファイとするところは釣味としては良いもんだ。
しかも塩辛にすればチョー美味いしね。

1930ごろからマイカも本格的に当たり出す。
今日はスッテよりもどちらかというとドロッパーによく来たような気がする。



マイカはやっぱ美しいねえ。
透明感といい、赤味といい
茶色くてゴツゴツしたスルメと比較すると、マイカの美しさが際立つ。

コンスタントに当たりが出だしてきて、さあこれからと言うときにトラブル発生。
乗ったイカを回収している途中にゴンッ、と強い抵抗があり、巻けなくなる。
パラシュートの縄を引っかけてしまったらしい。
風のせいで右舷側に大きくたわんでいたのだ。
それで、当たっていたメタリンタング20号赤緑とEZスリムの赤黄をロスト。
船長からは、投げずに下に落としてやってください、といわれる。
当たっていたセットをロストしたことよりも、得意の戦術を封印されたことの方が影響は大きかった。
そういわれて投げてまた引っかけてしまったらとてもばつが悪いので、下に落として続けた。
それでも大概当たったが、やはりどうも勝手が違って気分が盛り上がらない。
そのせいか、どうも、ここで当たりが出るはず、みたいなところで乗らず、徐々に調子をくずし、気分的にだれ気味になってしまう。
あ~、今日はだめかも、みたいなネガティブマインドが幅をきかせてくるともうダメだ。
周りで他の人が上げる光景ばかり目に入り、気になってしかたがない。



イケスで泳ぐマイカはきれいだなあ~
そうこう言っているうちに終了。
今日は船中でも悪い方なんだろうなあと思ってへこんでいたが、船長に聞くとトップは何と25ハイ止まり。
そして僕はマイカ24ハイでまたまた2着
それほど悪くはなかったんだぁ、みんな苦労してたんだ。



自信をなくすと周りがすごく見えてしまうんだろうな。
世の中仕事でも勝負事でもそういうのがあるんだろう。
過信はダメだが自信を持って事に当たるのはとても大事なんだと言うことを学んだ。
釣っていろいろ勉強になるなあ。


■■ 本日のタックル ■■

①メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ24パイ
スルメイカ6パイ


  


2022年09月06日

令和四年イカメタル第十四戦 オモリグでしか釣れない日~オモリグを再評価~ こみなみ丸 9月3日



例年ならおおかたイカメタルのシーズンはもう終わっている頃なのだが、先月末から季節外れと言うべき好釣果が各地から報ぜられてきた。
竿がしら3ケタ、とかなんとか、、
やはり、という感じだ。
とにかく今年は序盤の乗り出しが悪く、そろそろか、、と言いながら盛り上がりがないままここまで来てしまった感がある。
このまま、「令和4年はひどい年だった」で終わってしまうのか、あるいはイカの回遊が遅れているだけでここからなのか、イカ関係者のなかでさまざまな憶測が飛び交っている。
僕はというと、これは希望的観測に過ぎないのかもしれないが、「今年はこれから」と思って9月に入っても船の予約を入れていた。
今週に入ってから好調な釣果報告が続いており、今日こそドンピシャのタイミングだ、これは3ケタ有るかも、、、など期待で胸がはち切れそうな気持ちで小浜へと車を走らせる。



山間部を走っている間、しっかりした雨に見舞われ、山間部だけだろうと思っていたが、海岸線に出てもまだしっかり降っている。
やれやれ、雨の釣か
こみなみ丸は初めて乗せていただく船。
久し振りにS先生と同行。
初めての船はやはり少し緊張する。
乗船名簿に記入し、釣座のくじを引く。左舷みよし、悪くない。
荷物を運び込んだと思ったらもう船は動き出している。
早い、クールだ
左舷に見えるのは高浜原発。
日本中の原子炉を一斉に再稼働させればエネルギー問題なんて1日で解決するのに
日本という国はなぜ、自分の意思で即決断できないのだろう?
欧州の動きを見て、アメリカにお伺いを立て、中国の顔色をうかがい、、、
いやになる



高浜沖でスタート
一投目落とすといきなり釣れた。
やはり今日は爆釣か!
と思ったが、後が全く続かない。
幸いにも雨はやんでカッパを脱ぐことが出来たのだが、結構なうねりがあってなかなか釣りにくい。
忘れた頃にポツッと釣れる、といった感じだ。
20:00の時点でこまいのが4ハイ
それでも、船中マシなほう
「上げてください、移動します」
船長、恐らく苦渋の決断。本来一番乗る時間帯に移動を決行。
高浜沖から常神の少し西まで40分費やす。

移動後、状況が一気に好転したかというとそう簡単ではなかった。
ポツ~ン、ポツ~ンといったところ。
どうもワクワクする感じがない。



イケスももなんだか淋しい。
3日前までは爆釣やったんちゃうの?
久し振りに、気持ちが折れた。
竿を放して休む時間も多くなり、集中力が切れているのは一目瞭然だった。
そんな中だるみの中で、S先生バシッとカッコ良く合わせて乗せた。
ラインの角度も良い感じ。
「何やってんの?」
と聞くと、小浜リグのスッテとドロッパーを入れ替えて、オモリグ式でやってみたと言うことだ。
なるほど!
僕の裏手でやっている人は船中唯一コンスタントに掛けているが、その人は始めからオモリグで通している。

イッチョ真似てみるか、と言うことで、僕も逆付け小浜リグで再開。
本来のドロッパーの位置にメタリン赤緑20号、そこから1.2m後ろにドロッパー(エギマル2.5ドピンク)
ぶち投げて55m出してカーブフォール。
何度かシャクリを入れながら、リミットの50mでバーチカルに付け、そこからシャクり上げる。
50~40mの間で乗ってくる。
リーダーがまあまあ長いせいか、アタリがかなり小さい。
しかし、そのパターンで着実に乗り出した。



投げる、カーブフォール、シャクって1.2mのリーダーを安定させる
といった結構時間のかかる行程を繰り返し、手返しは悪いながら1パイまた1パイと積み重ねてゆく。
よし、なんとか15ハイ到達!
集中力と忍耐力で1パイ、また1パイ
船長は異動に費やした分残業してくれている。有りがたい。
あと2ハイで20だ。
頑張れ!
1パイまた1パイ。楽しいというより辛い釣だ。
そして20到達!
最終的に23バイまで巻き返すことが出来た。



自分の中で、マイカはイカメタルだけで十分戦える、オモリグはもう出番はないかな、という気持ちが間違いなくあった。
がしかし、今日の結果はそれを完璧に覆すものであった。
イカメタルだけではどうしようもない状況というものもあるのだと言うことがわかった。
そういう意味で今日の釣は大きな収穫があった。
経験と分析で幅広く多彩なオプションを持ち、的確に応用できるスキルを付けていかなければならないのだろう。
今日は幸いにもS先生にヒントをいただき遅まきながらパターンを掴むことが出来た。
自発的にパターンをつかめるようにしなければいけない。
ちなみに、裏手でよく上げていた方がダントツの36パイで竿頭、見事だった。
僕は大きく引き離されたが23バイで2着だった。



新作炒め物の紹介
仔イカを美味しく食べるレシピ
バター醤油炒め。
醤油、みりん、砂糖で20~30分ヅケにして、タレをしっかり切ってからバターでさっと炒めるだけ。
チョー簡単、チョー美味い!
味変でレモンかけてもGood
半生くらいが良い。炒め過ぎ注意。

■■ 本日のタックル ■■

①メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ストラディックC3000HG、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
②TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000 + LIVRE Light Arm70 + PE0.6号、リーダーフロロ1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ23パイ





  


2022年09月03日

淡路島近くで落とし込み 育波漁港 北斗 8月28日

ひっさしぶりの魚釣り。
ここ2カ月は海には出てるがことごとくイカ
ちょっとイカ中毒を薄めるためにも、たまには魚を釣ろうかというところだ。
まだ真っ暗な明石海峡大橋を渡り育波へ。
朝04:30だというのに漁港の手前にあるローソンはお祭り騒ぎの人だかり。
みんな、遊びに行く前ここに寄るや。
なんだか異様な光景だった。



育波漁港で北斗に乗船
今日は貸し切りで落とし込みをやる
タックルはレンタルの電動
中乗りさんも居てチャーター少人数で極楽釣行(*'▽')



少し空が白み始めて出港、淡路島西岸沖のポイントへ。
風と少しうねりがある。潮は速い。
20mでまずイワシを掛けて、イワシが乗ったらそのままそこへ落とす。
底に落とされてイワシはバタバタと暴れる。
バタバタしている竿先がグゥ~ンと入る。
「ウィ~ィ~ィ~~~ン」
電動巻き上げ。
よぉ~引きよる



しょっぱなからメジロゲット!
この調子じゃ船は獲物ですぐにいっぱいだァ、などと調子こいだこと考えていたら、そのあとぜんぜんベイトのイワシが付かなくなった。
何度かポイントを探しながら船をつけ直すも、ベイトは全く付かない。
「チョット移動しまぁ~す」



北へ北へと進み、二見がもうすぐそこまで見えてきている
鹿ノ瀬やん
「水深12m」
浅い!ベイトをつけてそのまま待つという感じ。落とし込まない落とし込み。
せっかくここまで来たのに、こっちでも全くベイトが付かない。
しばらく粘るもラチあかず、再び淡路島沿岸へと船を戻す。

さあ、再開
やはりベイトは薄い
なんとか付けて落とし込むがなかなか当たらない。
何度か船をつけ直しやっている。
今回は珍しくたくさんベイトか付いた
落とし込む
ブルブル、ブルブル
いい感じで暴れている。なんか来そう、来るぞ~
竿先がぎゅ~~んと入る
電動スタート
ほら来た!
メジロようやく1本追加。
そのあとフォールでツバスかかっただけで納竿

もうすでにカタクチイワシの群れが薄くなる季節なのかもしれない。
もうそろそろ落とし込みも終わりごろだとのことだった。
ということで、ばかすか釣れると思っていた淡路の落とし込みはメジロ2本で終了。



刺身は初日から火を増すごとにだんだんとうまみを増し3~5日目あたりはとてもいい感じに仕上がった。
決してブリのような濃厚な味ではないが、うまみは十分でいい個体だった。

大分の郷土料理、りゅうきゅう
こういう魚にベストマッチの料理だ。



別府の八新寿司で買って帰ったりゅうきゅうのタレがとても美味い。
煎りゴマ、ミョウガ、大葉をトッピングするとなかなかのごちそうだ
こいつは箸が止まらない
丼にしたらエンドレスだ。



釣り上げたベイトのカタクチイワシも持ち帰り、きれいに捌いて酢炊きに
酢炊きは母親の得意料理だ。



これも作ったその日よりも、翌日、翌々日の方が味がなじんで美味さが増す。
いいなあ、海の幸は。
自分んで獲ってきた魚で美味いもん作る
最高だな(^o^)/


■■ 本日のタックル ■■

船のレンタル:電動タックル

●●本日の釣果●●

メジロ2匹(61cm,60cm)
ツバス1匹(リリース)




  


Posted by ikazuchi at 08:52Comments(0)船釣り北斗

2022年08月27日

令和四年イカメタル第十三戦 竿の硬さは釣果にどれくらい影響するのだろう? 福井県三方米春丸 8月22日



お盆も過ぎ、晩夏へと季節はうつるが、相変わらず今年はイカメタル熱が収まらない。
性懲りもなく米春丸へ。
今日は午後から仕事をズル休み( `ー´)ノ
月曜日の半夜なのに満船。みんな仕事どうしてるんだろう?(と、他人事のように疑問を感じている)



いつものタックルたち
メインはメジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST+SHIMANO STELLA c3000
少し長めのティップの柔らかなロッド。
さらにガイドを追加して感度を上げてある。
そしてサブはTENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000
ショートで張りのあるタイプ。主にティップランを想定したロッド。しかし、昨年イカメタルでも十分使えることが実証されている。



米春丸ならではの入念なポジション作りを終え、19:00ごろスタート。
中乗りさん曰く「船長が、今シーズン最悪な潮やって言ってます」だって(*_*;
船長の技術を信じてシャクるのみ。

しかし、序盤からポツリポツリと上がる。
ポツリポツリと。
釣れるやん



ところが、メインタックルのステラがなんだかおかしい。
合わせを入れると「じゃぁぁ~~ん!」といってドラグがすべる。
ドラグが緩いのかと思って〆ても合わせるとまた「じゃぁぁ~~ん!」
これはまずい(-_-;)、摩耗してるようだ。
この状態では釣りにならない
ということで、サブのTENRYU BRIGADE Flipに持ち替えることに。
短い分扱いやすいのは間違いない。
が、この硬いティップとバットで繊細なアタリが取れるのか?



案外、なんの問題もなくアタリガ見えるし伝わってくる。
鉛20号という負荷がかかっているからだろうか?
恐らく15号以下の軽めの鉛だったり、潮が緩く抵抗の少ないコンディションならやわらかめの竿の方が良いのかもしれない。
たまたま、早い潮で20号というシチュエーションにマッチしたのだろうか。
十分に使える。

厳しいと聞いていたが、中盤からは結構入れ掛かりに。しかし、型は小さめ。
いや、まわりの人は結構いいの上げてる。
ちっちゃいのは僕だけか?



丁度並んでいる僕を含めた3名が調子あげてゆきデッドヒートに。
まあまあ意識しあって黙々と釣る。
来た(._.)減灯タイム。
意識し過ぎなのだろうか?僕だけ明らかにペースダウン。
並んだ3人一つ向こうの人37ハイ、お隣さん39ハイ、僕36パイ
3着か、と思いきや反対側の右舷に44ハイとぶっちぎりの人が居た(*'▽');;
ということで、4着だった。



ロッドの選択は正直わからない。
人によっても硬めを好む人もいれば、ペラペラのを好む人もいる。
今日もし僕がメインロッドで続けていたらもっと獲れていたかというと、それもどうだかわからない。
しかし、船中トップ争いで来ていたのだから悪い結果ではない。
実際のところ、ロッドの硬さはどのようにチョイスしたらよいのだろうか?
色々使ってまた検証してみたい。

■■ 本日のタックル ■■

①メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
②TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000 + LIVRE Power + PE0.6号、リーダーフロロ1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ36パイ
スルメイカ1パイ






  


2022年08月17日

令和四年イカメタル第十二戦 手ごわい潮に苦戦 福井三方米春丸 8月15日



我が家は、昔からのしきたりで、お盆の間は川遊び、海遊び、プール、肉食、そして釣り禁止なのである。
よく「お盆に泳いだらひっぱられるでぇ~」て言う、あれである。
子供の頃に植え付けられた習慣というものは、なかなか確固たるモノで、いい年になった今でもかたくなに守り通している。
というか、破るとやっぱり悪いことが起こりそうで出来ないのである。
お盆は一般、近畿地方(主に京都)では13日から始まり16日の五山の送り火で盆が開けるのであるが、
うちの場合はチョット世間とはズレていてお盆の期間が8月12日~15日の正午頃までとされている。
どういう経緯や理由でそうなったのかは全く不明だが、少なくとも僕が物心ついた頃にはそうだった。

そういうわけで、8月15日の夜焚きには海に出てもOKな訳だ。
我が家のしきたりはちゃんと守ったぞっ(^^)/



と言うわけで、今日も福井県三方の米春丸にやってきた。
クソ暑いのは変わりないが、黄褐色のトンボが飛んでいたり、夕方が少し赤みがかったりなんとなくお盆を境に夏のピークが過ぎた感がところどころに見られるようになる。
夏好きにとっては少しもの淋しいサインだ。



出船から、今日のネタは何にしようかといつも悩む。
あらゆる情報と経験を駆使して今日はこんな感じか?

明るいうちにポイントに到着し、船長はそこからベストポジションを、時間を掛けて入念に作り上げてゆく。
ポイントに到着してほぼ1時間して、太陽が沈む頃にスタート。
程なくして陽が沈み、それからそんなにも時間がたたないうちに早くもポツポツと船中上がり出す。
結構乗り出しが早い。
それにしても、かなり潮が速い。しかも一定していない。
40m付近を探っていると「すぅ~」と穂先が入る。
のた~、っと重量が手に伝わる。
これがたまんねぇ~~



一発目からまあまあサイズ!
狙い通りにEZスリムのパープルに来た(^_^)v

その後もポツポツと拾うも、潮があっち向いたりこっち向いたり、なかなかきれいに誘いをかけられない。
タナも上がってきたかと思うと60m付近まで沈んだり、一定しない。
得意のキャストからのフォールも潮が良くわからない方向に動くのであまり成果があがらない。
2130の時点で12ハイ。
トップ目あらそえるあたりには付けている。

ところが早くも減灯
早くないか?
風も吹いてきて白波が立つ。
案の定、ほとんど当たらなくなった。
減灯後はお決まりの大失速。
優しいシャクりでガマンにガマンを重ねて続けるも伸びず。

やはり減灯に強い人は居る。
蓋を開ければ僕は減灯後3バイ止まりの15ハイ

竿頭は何と、減灯後に着実に数を伸ばして25ハイ
とてもかなわん。


完全に減灯に苦手意識が定着してしまった。
色々と対策を講じてはいるものの打破できない。

そして、エースのメタリン赤緑君はご覧の有様。
もう限界を超えてしまっている。



今、なかなか手に入らない状態になっている。
なんとか次回までに応急手当をしてやらないと、、、。

■■ 本日のタックル ■■
スピニングタックル
メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
ベイトタックル
テンリュウ・ブリゲイドスクイッドAR70B-FLL + SHIMANO Barchetta 150DH ,PE0.6,リーダーフロロ1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ15パイ





  


2022年08月15日

令和四年イカメタル第十一戦 夏休み企画、突風の中、親子で撃沈 敦賀TWOPIECE 8月11日

いまや、ずっぽり夏休み
おとなにとっちゃ、お盆にちょいと休みがある、程度の話だが、子供にとってはやはり夏休みというのはかけがえのないものだろう。
僕自身がそうだった。
子供のころの毎年の夏休みの思い出というものは、忘れられないものとして今だに記憶に残っている。
そうだ、銀の字をイカメタルに連れて行ってやろう!



敦賀港からTWOPIECEに乗り込み出撃だ。
出港前から船長の言うことは、あまり芳しくない。
「小浜に時間をかけていったところで大差はない」
的な事言っている。
つまり、敦賀はさらに悪いということか?



明るいうちはこんなのが、釣れたりはしたが、イカは全く反応なし。
まあ、とっぷりと日が暮れれば当たりだすだろう。



どわぁ~~っ!、あれに見えるはほぼ満月!
太陽が沈むとその直後に、ぽっかりとお出ましになられたではないか(泣)
しかも、なんだか風も強くなってきた。

まだまだこれから、と思いながらも不安がよぎる
「これ、マズいよなあ~」
と思っていると、銀の字が
「来たっ!」



おお、やるなあ!
先制打は銀の字
若干小さいがOK!
「写真、写真っ!」
「ええわ、こんな小さいの、、」
「いやっ、コレだけ、ちゅうことも無きにしも非ずや」
この時点では、まさかそんなこともあるまいと思っていたのであるが、、、



条件はどんどん悪くなってくる
もう爆風に近い
僕もなんとか2ハイ上げたが、一瞬風が弱まったときにわずかにアタリの取れるチャンスが巡ってくるといった感じだ。
集中力を保つことが非常に難しい。
「もう今日はいいや」と投げやりになってくる。

あまり来る機会のない銀の字は必死にシャクって集中している。
なかなか偉いもんだ。
何とか釣らしてやりたい。

終盤、小さなアタリを辛うじてキャッチ
アタリの小ささとは裏腹にずしっと重量が乗る。
「おおっ、ええやつちゃうん?」



激シブの中、辛うじて癒された1パイだった。
銀の字は、先制の一打のみで後続はなかった。
もっと条件の良い日に連れてきてやりたかった。

ここのところアタリもよく取れるようになり、気分は上げ調子だったのだが、思わず水をさされた格好だ。
この悪い感覚は忘れて、良いイメージを頭でこさえて次戦に臨みたい。



これは「ぎょろっけ」
エソのすり身で作ったコロッケのようなもの
大分県や佐賀県では結構さかんに食べられているローカルフーズだ。
これがめちゃくちゃ美味い。
機会があれば「ギョロッケ」のレシピも紹介したい。
*釣ってしまった魚は大事に持って帰って必ず食べましょう。
それが釣り人のルールだ。

■■ 本日のタックル ■■

ぼく
メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号

銀の字
テンリュウ・ブリゲイドスクイッドAR70B-FLL + SHIMANO Barchetta 150DH ,PE0.6,リーダーフロロ1.7号

●●本日の釣果●●

ぼく
マイカ3パイ
エソ2匹

銀の字
マイカ1パイ





  


2022年08月10日

令和四年イカメタル第十戦 減灯してからの釣り方が課題だ 福井三方米春丸 8月7日



今日の出撃で、今シーズン目標にしていた10回目のイカメタルだ。
何だかもう今は、少しでも隙あらばイカ釣りに行ってやろうと、カレンダーと船の空き状況を一日中見ているような状態で、今何月何日で何曜日なのかが不明瞭になっている。釣り以外の予定の輪郭がぼんやりとしてしまって、ヘンな気分になってくる。
ビョーキだな、こりゃ。

ちょいと早めに家を出て小浜のビック釣具に寄る。



ビックオリジナルのこのイカメタル仕掛けを買いに。
これじゃないと釣れない。
結構なお値段だが、遠回りしてでも買いに行く価値がある、と思っている。

チャチャっと買うものだけ買って、舞鶴若狭道で一気に三方へ。
今夜も米春丸。



クソ熱い。
夏の甲子園が開幕し、お盆はもうすぐ。
夏のクライマックスを迎えようとしている。
クソ熱いがこの季節が一番好きだ。
この一番好きな季節をしゃぶりつくしたい。

いつもながら、米春丸の船長は船の立て方が慎重だ。
時間をかけても最高のコンディションを作り上げようとしてくれる。
ほぼ日没と同時に開始。
今日も20:00前からポツポツと上がりだす。



四ツ目のピンクパープルヘッド+ドロッパーは2.0号赤緑(下地クリアー)でスタート
ポツポツは釣れるがイマイチあっていない気がする。

ある程度で見切りをつけて、鉄板の赤緑スッテ+エギマル2.5号ドピンク投入



ええサイズ来た。
でも、イマイチあっていない気がする。
同じ赤緑でも、ヤマシタ鉛スッテからエースのメタリンタングにチェンジ
それでもなんかしっくりこない

一時はカーブフォールで連発したりもして、行けるか?と思ったのだが、船全体あまり芳しくない。
そこで、船長は早めの減灯に踏み切る。
減灯直後はまだ僕のシャクリでも乗ったが、しばらく経つとさっぱり。
一方、隣の人は誰も釣れないのをしり目にコンスタントに上げだす。
この人は僕とは逆で、減灯するまではほとんど釣れていなかった。
完全に形勢逆転。
自分の釣に徹しなければと思ったのだが、お隣さんが気になって仕方がない。
見ていると、「ふわ、ふわ、フワァ~~」という感じでやさしくシャクってロングステイという感じだ。
なるほど、これか!
まねようとしてやってみた。
確かに当たる。
何バイか釣れた。
しかし、はっきり言ってこれは性に合わない。
間が持たないし、ストレスがたまる。
苦手やなあこの釣り方は、、

でも、苦手を克服して、状況に応じた釣り方をマスターしないといけないんだろうなあ。



釣果はご覧の通り。
20パイには届いたが、後半の大失速は反省だ。
竿頭は23バイで、20オーバーは3人だったそうな。
竿頭を取るにはスローなシャクリもマスターしないといけないのだろう。
減灯してからの釣り方が課題だ。


■■ 本日のタックル ■■

メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ20パイ





  


2022年08月06日

令和四年イカメタル第九戦 穂先中毒 舞鶴Dream Chacer 7月31日



最近疲れているのだけど寝付けない日が結構ある。
何度も目を覚ましたり、寝返り打ったりしているうちに、知らぬ間に寝ているのだけれど、その間、考え事をしているような、夢半分のような曖昧な幻影をみるのだが、その幻影がすべてイカなのである。
イカを釣っているとかいう夢を見ているのではないのだが、生け簀に何杯も折り重なるように泳いでいる赤いマイカの幻影を見ている。
これ、ヤバいんじゃないか?

金曜日午前中仕事をして、夕方に三方から米春丸に乗り、土曜日また、朝から仕事をして、昼には新幹線に飛び乗り東京へ。夕方からの講演会に参加して、夜は赤坂でチョイと美味い寿司を食い、翌朝の日曜日再び地元に戻り、大急ぎで用意して舞鶴へ。




という感じで今夜は舞鶴Dream Chacerに乗船。今週はこれが4回目の出撃だ。
今日もくっすんと乗船。
イカのアタリが意識の中にちらついて居ても立っても居られない。
いわゆるこれが「穂先中毒症」てやつだ。



「地元にイカがいないので2時間走ります」
マジか!
西へ西へと船は走る。
しかし、海はベタ凪、風を切って穏やかな海面をすべるように走っているのは気持ちイイ
しかも、Dream Chacerはデッキが広く清潔だ。
トワイライトクルージングてかぁ。
いい気分だ。



随分西の方へ来た。
八丁シーサイドパークが目の前に見えてるではないか。
まわりには無数の漁火
みんなここに集結しているようだ。
水深40m、海面は無風で穏やかだが仕掛けを落とすと潮は早いと感じる。
右舷みよしに立つ。
25号鉛、20号タングで何とかというところだ。
みよしのお立ち台に上ったので、とっても投げやすい。
こういう時は、オモリグか。しばらくやるが不発。
左舷みよしの人がイカメタルで早速2ハイほど釣っている。
ということで、セコくイカメタルに持ち替える。
底付近でもぞっと、合わせてみると乗った。
小さいっ
小さいの2ハイほど上げるがアタリガ小さく釣ったというより釣れた感が強い
そのあとしばらく間があく。シブい。
一昨日があまりに良かったので、余計にシブく感じてしまう。
少し上の方もやろうとタナを上げると25mあたりですぅ~と竿先が入る。
「ジィィィ」
ステラのドラグのいい音が響きしっかりした重量が乗る。



やった!ええサイズゲット。
エギマル・ドピンク2.5号

その後カーブフォールで連発など見せ場はあったものの
ポツンポツンといった感じ。
忘れたころにチョット当たるといったイマイチ盛り上がりに欠ける展開だった。

そして、今夜もまた、しりすぼみにアタリが遠のき沈黙タイムに。
そうだ、ここが集中しないといけないところだ。
残り30分、穂先に全集中し微細なアタリを拾う。
今日も沈黙タイムに3バイ延ばすことができた。
そして、今日も沈黙タイムはフラッシュブーストの赤白黄色だった。



釣果は15ハイ。
竿頭は17ハイで、15ハイは3人居て2位タイということだった。
1~2ハイ止まりの人も見受けられ、テクニカルな日だった。

しかし、この気持ちのいい夏の夜のクライマックスはこの後にあった。
船が消灯し、帰路についたあとに空を見上げると、満天の星空だ!
将に満天、360度ゾッとするほどの数の星が瞬いている。
比喩ではなく、本当に星が落っこちてきそうだ。
真上には天の川もくっきりと見えた。
星降る夏の海、デッキに仰向けに寝転んで港まで寝ようと思っていたのだが、この星空がもったいなくていつまでも目を開けていた。

■■ 本日のタックル ■■

メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ15パイ